menu

Design the Switch plate

ワイドタイプのスイッチプレートを創る。その10(完結)

公開日:2017年08月24日 カテゴリー:プロダクト タグ:, , ,
punto MSP-030S and SPW-010S

左が従来品のMSP-030S(シルバー色)です。
配線部品はPanasinicフルカラー配線器具:トリプルコンセントWN1503H(グレー)をセットしています。
右はこのブログで書いていた新商品のワイドスイッチ対応スイッチプレート・SPW-010S(シルバー色)です。配線器具のスイッチはPanasonicワイドスイッチのWT5001にハンドルはラフィネアシリーズのダブルスイッチタイプ:WTX3002Sを合わしてセットしました。
コンクリート打放し壁等ハードな壁にはこんな組み合わせがよく合うと思います。
イメージギャラリーをご覧ください。

ダイカストの金型が完成してから量産に入るまでに、実はプレートの周囲の角をシャープにするために金型の修正を行っています。
これが結構苦労しましてこちらの意図する修正箇所がなかなか金型屋さんに理解してもらえず修正にかかれませんでした。
アルミダイカスト品にシャープなエッジを求めるのは製造的にはNGで角はできるだけRをとった方が金型の持ちは良いし、鋳造的にもそうするべきというダイカスト製造側の意見はよくわかるのですけれど。・・・
結局図面通りでないということで修正はしてもらえましたけれど、こちらの意図したことを伝え理解してもらうというのは結構難しいものだということを改めて痛感いたしました。
それとビスにも問題があったし、やっぱりmono創りって(簡単なように見えても)難かしいですね。

そんなこんなで時間が掛かってしまいましたが、その分だけいい商品になっていると思っています。
スイッチプレート、コンセントプレートというのは1日一回は必ずと言っていいほど手に触れるものです。
プラスチックのものからPUNTOスイッチプレートに取り替えると、スイッチを操作する手応えが変わります。スイッチの周りのプレートが剛性の高いものに変わることでガッシリした手応え(というか安心感のある手応えというか・・この辺はなんとも表現しにくいのですが)に変わるようです。
些細で“微妙”なことなんですけれどちょっとした発見でした。スイッチプレートを取り替えてみるとお部屋の雰囲気が一変しますが、“感触”まで変わったという発見があるかもしれませんね。


ブログをみる