ワイドタイプのスイッチプレートを創る。その9(取付ネジの話・続き)
取付ネジ の頭の形状ですが、ヘッダー圧造で作るとどうしても頭の角などはヘッダーのRがついてしまいます。
それが嫌なら切削加工を追加してあげねばなりません。
今回の形状の場合平頭ネジの感じで作ってしまったので、どうしてもネジ頭側面が見えてしまい、それがどうも膨らんで見えてしまうので余計に丸く感じられたのではないかと思っています。
そこでネジ頭の側面が感じられないような頭の形状はと考えていくと皿頭形状が思い浮かびました。
締め付けるということを考慮すると、皿頭はあまりいい形状ではありませんがスイッチプレートという商品に使用することを考えてみるとまぁいいんではないだろうかと考え至りました。
そこでサプライヤーさんに考えを伝え、図面を作成してもらって作り直してもらいました。
画像はかなりアップで撮っていますのでネジ頭の角にRがついているのがよくわかります。
しかし肉眼で見る限りは実にシャープに見えますし、スイッチプレートには嵌めてみても全く問題なく見えます。
やれやれ、ようやく出来ました。