ワイドタイプのスイッチプレートを創る。その4(試作品2回目)
Panasonicさんのワイドタイプのプレートの商品仕様図をダウンロードして厚み(壁からの出代)を見てみると、8.8±0.6mmであった。
それに対して我が試作品は7mmである。約2mmほど違う。
これは現行シリーズのpuntoスイッチプレートが7mmであるのでそれに合わせたのであるが、どうもそれだとハンドルが出すぎてしまう。
全体的に厚みを9mmにすればハンドルの問題は解決するが、ただそれだとデザインの問題が残る。(出来るだけ薄い方がいい)
思案していても結論は出ないので、社内で検討すると厚みを9mmにした試作品をもう一組作り、川上先生に相談することになりました。
早速9mmにデータを書き換え試作を発注し、出来上がったのが上の画像です。・・・ハンドルの隙間は確かになくなっていますが。
写真では判りづらいと思いますが、雰囲気が結構“ゴツい”のです。
Panasonicさんのラウンドタイプなどは角が大きなRで構成されており、平面部もアーチ状になっていて“ゴツい感”は軽減されていますが、“丸っこい”というイメージは残ります。ですのでこういう手法は我がpuntoシリーズのデザインには相容れないと思います。
いずれにしましてもデザインに関しては川上先生のご承認を得なければなりませんので、7mmのセットと9mmのセットを東京の先生の元へお送りしました。
さてご返事はいかに。