ワイドタイプのスイッチプレートを創る。その3(試作品できる)
この試作品を発注したのは7月の末でした。
3Dモデルデータから試作品を発注すると目茶目茶早く出来上がります。
(こういうところにも3Dが生きる!)で、出来上がりをチェックし、スイッチを組み込んでみると・・・。画像を見てお気づきでしょうか?。
スイッチボタン(Panasonicではハンドルという部品名がついています。)が浮いています!。これでは隙間に指等が引っかかりハンドルが外れます。(ハンドルは施工時に後からはめ込む必要があるため簡単に外れるようになっています。)
原因はすぐに気付きました。ハンドルの3Dデータです。
ハンドルを横(試作品画像の下側からです)から見るとこんな形をしています。
画像の左側がスイッチの支点側で右側が操作する部分です。
操作する部分は支点側より高さが約半分くらいになっています。
これをデータ化する時に、スイッチの可動範囲はスイッチプレートの取り合いには関係ないだろうと思って簡略化したの間違いの元でした。
周囲が同じ高さの単純な箱状にしてしまったのです。
これでは3Dでアセンブリを検討していても気づくはずがありません。
(少しプレートからのハンドルの出代がPanasonicさんのと違うなぁとは思っていましたけれど。
深く考えていませんでした。)
ハンドルの形をそのままデータ化するのは結構時間がかかるし、この設計の目的には関係ないと思い込んでしまった。・・・反省しています。
さて、どう対策しましょうか。